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『ホワイト・プラネット』 『ホワイト・プラネット』
地球上のもうひとつの惑星、北極――消滅の危機にある氷の王国で、未来へと命をつなげるために逞しく生きる動物たちの姿を克明にとらえた映画『ホワイト・プラネット』。神秘に満ちた生命のドラマが、勇気や希望、美しさを心に焼きつける、この夏必見の感動ドキュメンタリー大作!
『ホワイト・プラネット』ヨーロッパ、ユーラシア、アメリカの3大陸に囲まれた青く深い海に浮かぶ氷の王国、北極。165万年前の氷に覆われた厳しい自然の中で多くの動物たちが生を営む、地球上のもうひとつの惑星。その北極が今、地球環境の変化により消えようとしている。『ホワイト・プラネット』は消滅の危機に瀕した世界で、それでも懸命に命をつなごうと逞しく生きる動物たちのスペクタクル・ドキュメンタリーだ。マイナス50℃の極寒の中で産み落とした子供を命がけで守り、壊れつつある氷原へと旅立たせるホッキョクグマ、神秘の牙でメスをめぐり闘うイッカク、繁殖地とエサを求め1000キロの危険な旅に挑むカリブー、壮絶な縄張り争いを繰り広げる氷河期の生き残りジャコウウシ、生まれてわずか3週間で親から離れ大洋に泳ぎ出る子アザラシ。彼らはやがて消え行く世界の中でも、次の世代への生存をかけて逞しく生きている。物語の基軸として登場するホッキョクグマの親子は、厳寒の地において心温まる姿を見せてくれる。母グマが子グマを抱き寄せ眠る仕草や、成長していく我が子を見守る視線、子グマが母グマに甘えてじゃれる様子などは、とても人間と似ていて微笑ましい。そうした愛と勇気に満ちた生命の連鎖は、生きることの美しさを、見るものに強く訴えかける。『ホワイト・プラネット』本作はまた、北極の知られざる壮観な大自然を描き出す。長い極夜の厳しい冬から、生命が目覚めはじめる春、太陽が沈まぬ白夜の中で豊かな生命をはぐくむ短い夏、そして繁殖の秋を経て再び長い冬が訪れるまで、北極はひとときもとどまることなく変化をとげる。季節ごとの神秘の営みがあり、そのどれかが欠けても彼らは命をつなぐことができない。また、ここは季節によって生息する動物すら異なる驚異の世界。その姿を変えようとしている北極の、今しか見られないありのままの光景を余すところなく描いている。
過酷な自然の姿を伝えるために、撮影には想像を絶する苦難を要したという。危険を冒しながらも撮り上げた奇跡の映像は、まさに制作者たちが極地で見たままの光景だ。北極の神秘と驚異に魅了された者たちの熱き想いが伝わる。監督は、伝説の海洋学者ジャック=イヴ・クストー(『沈黙の世界』監督)の元で制作に携わり、その後も多くの自然科学番組を制作する仏ドキュメンタリー界の旗手、ティエリー・ラゴベールとティエリー・ピアンタニダ。これまで多くの著名探検家と共に北極調査撮影に参加してきた彼らは、北極の生態系が温暖化により壊れようとしている様を見続けてきた。誰よりも北極の魅力を知り尽くした彼らにとって、本作には祈りにも似た想いが込められている。『ホワイト・プラネット』ナレーションは、著名な冒険家で、多くの北極探検歴を持つジャン=ルイ・エティエンヌ。北極への愛に溢れた温かな語りを聞くことができる。
地球の温暖化に伴って、北極の氷原は年々小さくなっている。過去30年間に、日本の面積の3倍にあたる百万kuの氷棚が消滅した。気象学者たちは、今世紀中に平均気温が7〜10℃上昇すると予測している。そうなってしまうと、夏季にはすべての北極の氷が解けてしまい、氷に依存して生きている生物たちが絶滅するかもしれないのだ。あのホッキョクグマまでもが、ついに2006年度版「レッドリスト」(絶滅の恐れのある生物のリスト)に登録されてしまった。『ホワイト・プラネット』は、危機に瀕した世界へのオマージュであり、未来へと残す永遠の記録である。ここで見る光景は、数十年後、残されているのかは誰にもわからない。
6月24日より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー!
『ホワイト・プラネット』
『ホワイト・プラネット』

監督:ティエリー・ラゴベール、ティエリー・ピアンタニダ
ナレーション:ジャン=ルイ・エティエンヌ
音楽:ブリュノ・クレ
配給:東北新社、コムストック オーガニゼーション

公式サイト⇒http://www.whiteplanet.jp/
MUSIC
『ホワイト・プラネット』オリジナル・サウンドトラック/ブリュノ・クレ『ホワイト・プラネット』オリジナル・サウンドトラック/ブリュノ・クレ
RCCM-0005/cinemania35(シネマニア・トラントサンク)/発売中/2,600円
フランス・セザール賞最優秀音楽賞を3度も受賞している、フランスで150万枚の大ヒットを飛ばした映画『コーラス』のサントラを手掛けた作曲家ブリュノ・クレの壮大なサウンドが、生きるために闘う動物たちのドラマを飾る!カナダのケベック州出身のジョラーヌと、イヌイット出身のエリサピ・イザークがゲストで参加。セリフがない動物たちの気持ちや、大自然の力強さを見事に表現し、ストーリー・テラーの役割も果たすサウンドトラック決定盤!

ブリュノ・クレ
フランスを代表する映画音楽作曲家。クラシックのヴァイオリンとピアノを学んだ映画ファンのブリュノ・クレは、映画音楽へと方向性を固めていく。『カサノヴァ最後の恋』(92)、『Instit』(93/TV)など映画とテレビの両方で活躍。96年『ミクロコスモス』でセザール賞の最優秀音楽賞を受賞、フランス映画界での地位を確立。主な作品に『クリムゾン・リバー』(00)、『ヴィドック』(01)、『ルーヴルの怪人』(01)、『白くまになりたかった子ども』(02)、『グレート・ビギン』(04)、『スパイ・バウンド』(04)など。また、『キャラバン』(00)、『WATARIDORI』(01)、『コーラス』(04)などジャック・ペラン製作・監督作品には欠かせない存在。『コーラス』でアカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、セザール賞とヨーロピアン・フィルム・アワードを受賞。近年、ブルガリアやコルシカの合唱隊とのコラボレーションが見られるが、本作では、2人のカナダ人ミュージシャンとコラボレーションしている。

[ CHANNEL INFORMATION ]
「サウンドトラック」chにて、『ホワイト・プラネット』オリジナル・サウンドトラックをパワープレイ!
放送日:6月24日(日)〜6月30日(土)
ch:有線E-5(関東)、E-4(関西)、E-16(九州)、E-10(中部・静岡)、D-14(新潟)、D-4(中国)、D-15(北海道・宮崎・鹿児島)/サテライト70/SPACE DiVA220
PRESENT

卓上カレンダー癒しの動物写真が満載の、映画『ホワイト・プラネット』オリジナル
卓上カレンダー(2006年4月〜2007年3月)を抽選で10名様にプレゼント!たくさんのご応募お待ちしております!!


応募締切: 2006年7月23日(日)受付分まで有効。
当選発表: 賞品の発送をもってかえさせていただきます。

プレゼントの受付は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!!

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