そんなデビュー・アルバムに続く今作は、昨年Pitchfork
Festivalに出演したついでにシカゴにあるスティーヴ･アルビニのElectrical Audioでレコーディングしたのがきっかけで全編プロデュースにスティーヴ･アルビニ迎え「バンドを巻き込んでみんなで一緒に作りたかった」というジャーヴィスの希望がかなった期待作。
ジャーヴィス･コッカーの最新作『ファーザー・コンプリケーションズ』 注目のポイント！
★「ピルチャード」という曲だけジャーヴィスが左のスピーカーから出るギターを弾いて、Simon とMartinはその間横になって休憩していたらしい。
★「ファッキングソング」 「ユーアー・イン・マイ・アイズ（ディスコソング）」でジャーヴィスはシンセサイザーも弾いている。
★本作の参加ミュージシャン。
Jarvis (vocal & いろんなパートを演奏)／Steve Mackey (bass)／Ross Orton
(drums)
Simon Stafford (keyboards & backing vocals)／Tim McCall (guitar
in the right-hand speaker)
Martin Craft (guitar in the left-hand speaker + 所々で keyboards
& backing vocals)
本作『ファーザー・コンプリケーションズ』の収録曲を試聴するならコチラ！
http://wmg.jp/artist/jarviscocker/WPCB000010116.html
 ジャーヴィス･コッカー 『ファーザー・コンプリケーションズ』
2009年6月24日／WPCB-10116／￥2,580（税込）
〈ＣＤ収録曲〉
01. ”ファーザー・コンプリケーションズ.”
02. アンジェラ
03. ピルチャード
04. レフトオーヴァーズ
05. アイ･ネヴァー・セッド・アイ・ワズ・ディープ
06. ホームレッカー！
07. ホールド･スティル
08. ファッキングソング
09. コケイジャン・ブルース
10. スラッシュ
11. ユーアー・イン・マイ・アイズ（ディスコソング）
12. アパレントリー (ボーナストラック)
13. アイ･ファウンド・マイセルフ・ルッキング･フォー･ゴッド (ボーナストラック)
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イギリス・シェフィールド出身。ブリットポップ全盛期の90年代初頭に一世を風靡したバンド、パルプのフロントマンであるジャーヴィス・コッカーの新作。ひょろっとした細身の体型に、長い髪に太縁のメガネ。"よれよれ"で"くねくね"で"ふにゃふにゃ"なジャーヴィスは、パルプ時代にブリット・アウォードで、マイケル・ジャクソンの歌の最中、お尻をふりふりしながらステージに乱入して世界中の話題をさらったお騒がせキャラ。
2000年に入ってバンドが活動休止を発表してからは、ビデオ監督としてもデビューし（Aphex Twins, Nightmare
on Wax）、2003年に元パルプのメンバーとRelaxed Muscle（そこではDarren Spoonerと名乗っている）なるエレクトロ・ポップ・バンドを結成したり、2005年には映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に舞踏会で演奏するバンドのシンガー役で出演したり、シャルロット・ゲンスブールとアルバムの楽曲を共同制作をしたりと幅広いフィールドで活躍。2006年11月、43歳にして初のソロ・アルバム「Jarvis」を発表。ベテランならではの重厚感と奥行きの深いサウンドに対して各媒体は大絶賛している。
