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『クラッシュ』

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人はぶつかりあう。人は人を傷つける。怒り、哀しみ、憎しみ、孤独。それでも、人は人を愛していく―。アカデミー賞受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』製作・脚本のポール・ハギス初監督作『クラッシュ』。人の“こころ”の断面図を鮮烈に描く、衝撃と感動のヒューマン・ドラマが誕生した。
クラッシュイメージクリスマス間近のLA。深夜のハイウェイで黒人刑事グラハム(ドン・チードル)と同僚でスペイン系の恋人リア(ジェニファー・エスポジト)は、交通事故に巻き込まれた。車から降り立ったグラハムは、偶然事故現場脇で発見された若い黒人男性の死体の捜査に引きつけられた……。その前日――。ペルシャ人の雑貨屋主人ファハド(ショーン・トーブ)と娘のドリ(バハー・スーメク)は店が度々強盗に遭うため護身用の拳銃を買いに銃砲店を訪れるが、店員にイラク人と間違われ口論になる。帰宅後、鍵屋のダニエル(マイケル・ペニャ)が入口の鍵を直してもドア自体を直さなければ駄目だと言う意見にも、気が立っているファハドは耳を貸さなかった……。夜のウェストウッド。若いアフリカ系黒人のアンソニー(“リュダクリス”)とピーター(ラレンツ・テイト)は肌の色の違いで差別されることにイラついている。彼らを一目し怯えたように見えた白人女性ジーン(サンドラ・ブロック)に腹を立てた2人は、彼女とその夫で地方検事のリック(ブレンダン・フレイザー)を銃で脅し車を強奪して逃走した……。白人警官のライアン(マット・ディロン)は職歴17年のベテランだが、実は人種差別主義者である。夜間パトロール中、ライアンは黒人の裕福な夫婦、TVディレクターのキャメロン(テレンス・ハワード)と妻のクリスティン(サンディ・ニュートン)を容疑者扱いした上に酷い屈辱を与える。そんなライアンの言動に、同僚のハンセン巡査(ライアン・フィリップ)は不快を覚える……。さまざまな階層のさまざまな人種の彼らは、LAの36時間の中で思いがけない“衝突”の連鎖により、怒り、哀しみ、痛み、憎しみ、喜びを交錯させていく……。
クラッシュイメージ昨年のアカデミー賞で主要4部門獲得したクリント・イーストウッド監督作『ミリオンダラー・ベイビー』の製作・脚本を手がけた俊英ポール・ハギスの監督デビュー作であり、心震わすヒューマン・ドラマ『クラッシュ』。本作の脚本は、長年LAに住んできたハギス監督の実体験から湧き出たものだという。彼は「この映画は見知らぬ悪人についての映画ではない。自分が知っている人たち、我々のような人間、自分のことがわかっていると思っている人間たちについて描いた映画だ。登場人物たちは誰1人、無傷で逃れることはできない。彼らは欠点だらけの人間たち。まさに僕たちそのものなんだ」と語る。本作は、多種多様な人種が暮らすLAを舞台に、複数の人物を多面的に描き出した群像劇だ。根強く残る人種問題をテーマにしながら、あえて強いメッセージ性を前面に押し出さず、毎日どこかで起きている人と人の激しいぶつかり合いをリアルに描写する。衝突をすれば心は痛みを伴う。だが、衝突しなければわかり合えないこともある。人は皆、傷つけ傷つけられることを恐れながらも、誰かと想いを分かち合い誰かと繋がっていなければ生きていけない。本当は誰もが温かな触れ合いを求めているのだ。登場人物たちの感情が観る者の心に自然と混ざり込み、熱く深く余韻を残す。人物の関係性を巧みに浮き彫りにしていく脚本・演出と、出演を熱望したキャスト陣が素晴らしい。
『クラッシュ』
☆第78回アカデミー賞主要3部門(作品賞・脚本賞・編集賞)受賞!
監督・原案:ポール・ハギス
脚本・製作:ポール・ハギス、ボビー・モレスコ
音楽:マーク・アイシャム
エンディングテーマ:「メイビー・トゥモロウ」ステレオフォニックス
出演:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、サンディ・ニュートン ほか
配給:ムービーアイ
2月11日より、シャンテシネ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!
公式サイト http://www.crash-movie.jp/
MUSIC
『クラッシュ』オリジナル・サウンドトラック『クラッシュ』オリジナル・サウンドトラック
(music from and inspired by the film)

(OWCC-2008/シネマニア35 ロックチッパーレコード/発売中/2,500円)
本作『クラッシュ』のインスパイア・サウンドトラックは、“良質先物買い系”なサウンドトラックだ。それは、映画そのものとまるで関連のないヒットナンバーを詰め込んだコンピレーション・アルバム的インスパイア盤とは一線を画しているところにある。およそ映画と直結しがたいサントラとは対照的に、本アルバムは映画本編とのリンク性を重視した選曲になっている。エンドロールで流れるステレオフォニックス以外、参加アーティストのほとんどはこの映画を通してようやく世に知られるような顔ぶれだ。しかしながら、その一曲一曲を聴いてみれば、アーティストの知名度など全く関係ない好ナンバー揃いでハッとさせられる。しかも、しっかりと映画の雰囲気に準じている。ステレオフォニックスの「メイビー・トゥモロウ」は、エンディングを飾るにふさわしい名バラードだ。劇中で大変印象的な「セイヴ・ミー」を歌うバード・ヨークは、サラ・マクラクランやダイドにも通じる浮遊感と清楚さを漂わす歌声でその才能が注目されつつある。ほかにも、80年代を代表するパンクロッカー、ビリー・アイドル(今や御年50歳!)の燻し銀のスロウ・ナンバー「プラスティック・ジーザス」や、ブライアン・アダムスのツアーの前座をつとめる男性シンガーソングライター、ランディ・コールマンの「ヘイ・ゴッド」、LAを拠点に活動する白人2人・黒人1人の3人組ヒップホップユニット、ムーヴ・メントの「プロブレムス」、エニグマやディープ・フォレストを彷彿とさせる音楽家、クインの「アシーディア(ザ・ヌーンデイ・デーモン)」、現在アメリカのメジャー各社が争奪戦を繰り広げているという女性シンガーソングライター、クインシーの「アフレイド」などなど、まさに“先物買い”な実力派アーティスト陣のナンバーを堪能することができる。ありきたりのサントラに飽いた方、渋めな選曲が好みの方には特にお勧めしたい名盤だ。

[ CHANNEL INFORMATION ]
☆2/6〜4/30 「ロック/ポップス」ch(有線A-12/サテライト35/SPACE DiVA226)にて、ステレオフォニックス「メイビー・トゥモロウ」をパワープレイ!
☆2/13〜2/19 「HMV The Music Muster」ch(有線D-16/サテライト20/SPACE DiVA207)にて、『クラッシュ』O.S.Tを大フィーチャー!
PRESENT!!
PRESS
映画『クラッシュ』マスコミ用プレス(21cm×25cm/フルカラー/P.18)を抽選で10名様にプレゼント!
ドシドシご応募ください!!

応募締切: 2006年3月12日(日)受付分まで有効。
当選発表: 賞品の発送をもってかえさせていただきます。

プレゼントの受付は終了しました。
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