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『パイレーツ・ロック』

REVIEW
24時間ロックするぜ! 自由と音楽を愛する海賊DJたちの真実の物語『パイレーツ・ロック』
1966年、イギリス。皆が聴きたいポピュラー音楽をBBC(英国放送協会)ラジオが流すのは1日45分だけ。そんな中、船の上から24時間ロックをかけまくるゴキゲンな海賊ラジオ局が現れた! 『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が贈る、実話をモデルにした胸を熱くするドラマ!!

『パイレーツ・ロック』1966年。ブリティッシュ・ロックが絶頂期だった頃、イギリスでは民法ラジオ局が許可されていなかった。BBCラジオが流すのはクラシックやジャズばかりで、ポップ・ミュージックの放送は1日45分間に制限されていたのだ。そんな中、イギリスの法律が適用されなくなる北海沖合に停泊した船の上から電波を飛ばす海賊ラジオ局は24時間いつでもロックを放送。イギリス国民の大半がこの放送に熱狂していた――。ある日、ドラッグと喫煙で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は更生のため、名付け親であり母の旧友でもあるクエンティン(ビル・ナイ)の船に預けられる。実はクエンティンは海賊ラジオ局“ラジオ・ロック”の経営者。この船こそ、ヒット曲を名調子とともに電波に乗せ、国中をスウィングさせているホット・スポットだったのだ。1番人気のDJは、身体も発言もビッグなアメリカ人“ザ・カウント(伯爵)”(フィリップ・シーモア・ホフマン)。他に、皮肉屋だがユーモラスで面倒見のいいデイヴ(ニック・フロスト)、とにかく人の良いサイモン(クリス・オダウド)、やることなすこと皆をイラつかせるアンガス(リス・ダービー)ら型破りな8人のDJたちと乗組員たちが大好きなレコードに囲まれ、自由を謳歌していた。パーティにロマンス、そして1日中鳴り響くゴキゲンな音楽。戸惑いばかりの毎日だったが、カールは彼らのロックに対する深い愛情、ロックで結ばれた絆に感化され、船内の空気に溶け込んでいく。しかし、楽しい日々は長くは続かない。本土では頭のカタい政府の大臣ドルマンディ(ケネス・ブラナー)が、海賊ラジオ局を取り締まろうと躍起になっていたのだ……。

『パイレーツ・ロック』ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、フー、etc. ブリティッシュ・ロックが世界を席巻していた60年代、本国イギリスにおいてロックは“自由”ではなかった。“もっと聴きたい、もっと聴かせたい”そんな時代のニーズから誕生した海賊ラジオ局を舞台にした映画『パイレーツ・ロック』は、当時実際に海上から無許可でポピュラー音楽をかけまくり、英国民のハートをわしづかみにしていた海賊ラジオ局をモデルにした物語だ。大ヒット作『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が幼少の頃、両親に叱られながら枕の下に隠したラジオで海賊放送を聴いていた思い出からインスパイアされたのだという。イギリスらしいユーモアやアイロニーを効かせたハートウォーミングな群像劇を得意とするカーティス監督。今回は、自由と音楽を心から愛し、常識に囚われず、何があろうと信念を貫いた人々のドラマを軽快に描き出している。普段は馬鹿ばっかりやっているユルい連中が、マイクを通して音楽とリスナーをつなぎ続けるために鼓舞奮闘する。そこに秘められた情熱や誇り、仲間との友情をさりげなく見せる演出がニクイ。
『パイレーツ・ロック』本作の登場人物はクセ者ぞろいだが、演じる役者も相応に強力な面々が集結し、愛すべき破天荒なキャラクターを好演する。“ザ・カウント”と呼ばれるカリスマDJに扮するのは『カポーティ』のオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマン。これまでの彼のイメージから想像できない程のクールなDJっぷりにシビれること必至だ。そして、“ラジオ・ロック”のドンであるクエンティンには『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのビル・ナイ 、“ザ・カウント”のライバルとなる伝説のDJギャヴィンには『ノッティングヒルの恋人』のリス・エヴァンス、デブでモテモテのDJデイヴには『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』のニック・フロスト、海賊ラジオ局をぶっ潰すことに意欲を燃やす役人には『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のケネス・ブラナーといった人気英国俳優がずらり。さらに、そんな個性派たちの中で若手俳優トム・スターリッジが初々しい魅力を見せる。また、この映画の真の主役とも言うべき肝となっているのが、音楽だ。キンクスの「オール・オブ・ザ・ナイト」を皮切りに、スモール・フェイセス、ローリング・ストーンズ、プロコル・ハルム、ホリーズ、ヤードバーズ、フー、キンクス、クリームなどの時代を彩った名曲の数々が、劇中で50曲以上も使用されている。それぞれの楽曲の使われ方が絶妙で、カーティス監督の音楽への愛がひしひしと感じられる。
ロック満載、めちゃくちゃイカしたオヤジDJたちに身も心も揺さぶられる、文句なしに楽しい痛快作だ!

『パイレーツ・ロック』『パイレーツ・ロック』
監督・脚本:リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・ファルナー、ヒラリー・ビーヴァン・ジョーンズ
製作総指揮:リチャード・カーティス、デブラ・ヘイワード、ライザ・チェイシン
音楽監督:ニック・エンジェル
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、ニック・フロスト、ケネス・ブラナー、トム・スターリッジ、クリス・オダウド、キャサリン・パーキンソン、リス・ダービー ほか
配給:東宝東和
2009年/イギリス/135分/PG-12/原題:The Boat That Rocked
2009年10月24日(土)より、TOHOシネマズ 六本木・みゆき座ほか全国ロードショー!
公式サイトをチェック!http://www.pirates-rock.jp
MUSIC
60’sロック&ポップスがぎっしり、さらにダフィーが「Stay With Me Baby」をカバー!
36曲収録・2枚組の超豪華サウンドトラック!!

『パイレーツ・ロック』オリジナル・サウンドトラック 『パイレーツ・ロック』オリジナル・サウンドトラック
発売中|UICY-1450/1|¥3,500(税込)|ユニバーサル ミュージック
HMV
「ここに並んでいるのは私のお気に入りのポップ・ソングの一部である。皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しい。私は新しい音楽を否定し、昔は良かったとする人たちに同調しようとは思わない。今でも、沢山の素晴らしい曲が作られているのだから。一方で、しかし60年代に偉大なポップ・ソングが次々に生まれたこともまた事実である。ここに収められている楽曲は、その一部に過ぎない。『パイレーツ・ロック』の撮影中、私たちは毎日錆び付いた船に乗り、海上で過ごした。昼どきになると、我々のサウンド・クルーはこれらの曲を目いっぱい音量を上げて流してくれた。それを聴きながら、もみあげを伸ばした滑稽な髪形に60年代風のシャツといういでたちで寛ぐ役者たちを見ていると、しばしば1966年に逆戻りしたような錯覚に襲われたものだった。私たちを乗せた船は、いつも波に揺られていた。目を閉じて、少し体を揺らしながら、このアルバムをかけてみていただきたい。その時あなたは、きっと私たちと一緒に公海に浮かぶあの船にいるだろう。」――脚本家/映画監督/ファン  リチャード・カーティス

詳しくはこちらhttp://www.pirates-rock.jp/news/2009/09/post-1

[ CHANNEL INFORMATION ]
「NEW DISCダイジェスト ポピュラー」chにて、
『パイレーツ・ロック』オリジナル・サウンドトラックをオンエア!

★CAN有線ch: 北海道E-20、東北E-19、新潟E-02、関東A-21(月・水・金・日)、中部D-15、関西D-24、中国D-14、四国E-02、九州D-14、沖縄A-24/SAT-22
★DiVA ch: 208
★OA期間: 11/1(日)〜11/7(土)
有線放送キャンシステム番組案内サイト

PRESENT
映画『パイレーツ・ロック』オリジナル・メモブロック映画『パイレーツ・ロック』オリジナル・メモブロックを抽選で5名様にプレゼント!たくさんのご応募お待ちしております!!
提供:東宝東和

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応募締切:2009年11月23日(月)受付分まで有効。
当選発表:賞品の発送をもってかえさせていただきます。

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