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『幸せはシャンソニア劇場から』 ロゴ
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REVIEW
『コーラス』製作ジャック・ペラン&クリストフ・バラティエ監督最新作『幸せはシャンソニア劇場から』
1936年のパリ郊外。不況によって閉館に追いやられたミュージックホールを舞台に、幸せを求めて奔走する人々の笑顔と涙を美しいメロディーとともに綴る。『コーラス』のスタッフとキャストが再集結。フランスの名優にして名製作者ジャック・ペランから届いた極上のフレンチ・エンタテインメント!

『幸せはシャンソニア劇場から』1936年、労働者のストライキや反ファシズム運動の気運が高まる第二次世界大戦の直前。“フォブール”(Faubourg=フランス語で郊外の意味)と親しみをこめられて呼ばれるパリ北部下町の一角。人々から愛されるミュージックホール“シャンソニア劇場”は、不況のあおりで不動産屋ギャラピア(ベルナール=ピエール・ドナデュー)に取り上げられ、閉鎖されてしまう。35年間裏方として劇場に魂を注いできたピゴワル(ジェラール・ジュニョ)は妻にも逃げられ、職も失くしてすっかり落ち込む。ピゴワルの一人息子ジョジョ(マクサンス・ペラン)は、ラジオばかり聞いて家から一歩も出てこない“ラジオ男”(ピエール・リシャール)からアコーディオンを習うことを楽しみにしていた。お金のない父親を気遣い、ジョジョは街角でアコーディオン弾きをして日銭を稼ぎ始めたが、未成年の物乞いとして警察に補導され、遠い街で再婚した母親の元に引き取られることに。ますます落ち込むピゴワル。ある日、仲間のボードビリアン、ジャッキー(カド・メラッド)が劇場をこじ開けて、近所の人々にモノマネを披露していた。そこへ、ギャラピアの手下が止めさせるために飛んでくる。血の気の多いミルー(クロヴィス・コルニアック)と一触即発の状態になると、ピゴワルは咄嗟に「劇場を占拠する!」と宣言。それから自分たちの手で劇場を蘇らせるべく、ギャラピアに交渉し、一ヶ月の猶予を得てピゴワルと仲間たちは必死の思いで再建に立ち上がった。出演者のオーディションを開くと、ギャラピアの紹介で若く美しいドゥース(ノラ・アルネゼデール)がやってきた。あまりの美しさと歌の素晴らしさに、ピゴワル、ミルー、ジャッキーは、ギャラピアへの嫌悪がありながらも彼女を採用する。ミルーとドゥースはひと目で惹かれあうが、ギャラピアを敵視するミルーは素直になることができない。そして、いよいよ、新装“シャンソニア劇場”公開初日の幕が開き……。

『幸せはシャンソニア劇場から』『ニュー・シネマ・パラダイス』『WATARIDORI』『コーラス』の、名優にして名製作者ジャック・ペランから届いた素敵な贈り物、『幸せはシャンソニア劇場から』。その舞台は1963年パリ郊外、かつては賑わいを見せていたが、不況によって閉館を余儀なくされた“シャンソニア劇場”。長年この劇場を支え続けてきたピゴワルは、失業して泣く泣く息子と離れる羽目に。様々な困難に遭いながらも、我が子と再び暮らすために、劇場を取り戻すために、仲間と力を合わせて奮起する姿が涙を誘う。1929年にニューヨークで株価が大暴落、世界恐慌の波はフランスにも押し寄せていた。1933年にはドイツでヒトラーが首相に就任し、フランスも右派の台頭と左派“人民戦線”の攻防、労働者のゼネストや蜂起が起こり、忍び寄る第二次世界大戦の足音が街に暗い影を落とした。そんな時代背景は、現在の我々を取り巻く世情にもつながり、大きな不安の中でも、音楽や娯楽を求める様が共感を呼ぶ。実際に、1936年当時フランスに生きた人々も楽しんでいたこの頃のハリウッド映画は、バズビー・バークレーが振り付けをする華やかなミュージカル映画が一世を風靡していた。本作には、バークレーの振り付けや、往年の名作『天井桟敷の人々』にオマージュを捧げるシーンが盛り込まれており、作り手が時代と先人に敬意を表し、また映画を愛してやまないことを大きく謳っている。
『幸せはシャンソニア劇場から』監督は、大ヒット作『コーラス』に引き続きジャック・ペランとタッグを組んだ、彼の甥であるクリストフ・バラティエ。二人のもとには『コーラス』のスタッフ・キャストが再集結しただけでなく、クリント・イーストウッド監督の『ミスティック・リバー』以降の全作を手がける撮影監督トム・スターンが参加し、卓抜した撮影とカメラワークで時代の陰影を再現している。原案は、フランスの大御所作詞家フランク・トマと、映画や舞台音楽で活躍するラインハルト・ワーグナー。1930年代を舞台にした音楽劇を作りたいという彼らの企画を気に入ったペランとバラティエ監督は、“フォブール”というパリ郊外の架空の街を見事なパノラマに作り上げ、美しいメロディーの数々と、素晴らしいスタッフ・キャストで宝箱のような映画を作り上げたのだ。親しみやすい劇場の支配人を演じ、自らも歌声を披露するのは『コーラス』『バティニョールおじさん』でお馴染みの名優ジェラール・ジュニョ。同じく『コーラス』で、校門前で親を待ち続ける愛らしさで話題となったマクサンス・ペラン(ジャック・ペランの三男)が大きくなって、ジュニョ演じる父親を助けるしっかり者の息子を好演。そして、本作で新たなスターとして発掘された20歳の“歌う”新人女優ノラ・アルネゼデールが、その美貌と確かな歌唱力で大輪を咲かせる。芸達者な役者たちが高らかに歌い踊ると、そこには愛と幸せ、希望の光が降り注ぐ。
苦境にあっても力強く生きる親子、恋人、劇場を愛する仲間たちの人情味あふれる再生のドラマが、胸に響く音楽と共にドラマチックに紡がれる。パリの粋、やさしさ、心あたたまる感動が詰まった珠玉のフレンチ・エンタテインメントだ。

『幸せはシャンソニア劇場から』『幸せはシャンソニア劇場から』
監督・脚本:クリストフ・バラティエ
製作:ジャック・ペラン、ニコラ・モヴェルネ
脚色:クリストフ・バラティエ、ジュリアン・ラプノー
原案:フランク・トマ、ジャン・ミシェル・ドレンヌ、ラインハルト・ワーグナー
音楽:ラインハルト・ワーグナー
作詞:フランク・トマ
撮影:トム・スターン
出演:ジェラール・ジュニョ、クロヴィス・コルニアック、カド・メラッド、ノラ・アルネゼデール、ピエール・リシャール、ベルナール=ピエール・ドナデュー、マクサンス・ペラン ほか
配給:日活
2008年/フランス・チェコ・ドイツ/120分/原題:Faubourg 36
2009年9月5日(土)より、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋、恵比寿ガーデンシネマほか全国ロードショー!
公式サイトをチェック!http://www.chansonia.jp
MUSIC
『ニュー・シネマ・パラダイス』『コーラス』そして『幸せはシャンソニア劇場から』――。
心にやさしい物語は、いつも素晴らしい音楽と一緒。

『幸せはシャンソニア劇場から』オリジナル・サウンドトラック『幸せはシャンソニア劇場から』オリジナル・サウンドトラック
2009年9月2日発売/UCCS-1133
ユニバーサル ミュージック/¥2,500(税込)
HMV
『コーラス』で大ヒットを世に送り出したクリストフ・バラティエ監督が贈る、最高のフレンチ・エンタテインメント。音楽は、フランス生まれの作曲家ラインハルト・ワーグナー。作詞のフランク・トマと組んで、ミュージカル的魅力にも満ちた本作を作り上げた。歌う女優ノラ・アルネゼデールがその確かな美貌と歌唱力で大輪の華を咲かせる。アコーディオンの生き生きとした音色、希望と愛のドラマを紡ぐ歌声は、私たちの心をパリの下町へと連れて行ってくれる。
詳しくはこちら⇒http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/chansonia/
PRESENT
映画『幸せはシャンソニア劇場から』特製“幸せを贈るメッセージカード&ハンドタオル”映画『幸せはシャンソニア劇場から』特製“幸せを贈るメッセージカード&ハンドタオル”を抽選で5名様にプレゼント!
たくさんのご応募お待ちしております!!

提供:日活

プレゼントの受付は終了いたしました!!!

応募締切:2009年10月4日(日)受付分まで有効。
当選発表:賞品の発送をもってかえさせていただきます。

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