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初のフル・アルバム『Voyage』から先行配信シングル「Voyage」を1月5日にリリースするZ世代のDIYアーティストokkaaaにメールインタビュー!是非チェックしてください★
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okkaaa

 

MAIL INTERVIEW





Z世代(1990年後半から2000年代に生まれた、ネクストジェネレーション)の才能あるクリエイター達が今、エンターテイメントシーンを次々と新しい色彩に塗り替えている。アーティスト、ライター、フォトグラファー、ビデオ・ディレクターなど、多面的な活動をこなすZ世代の音楽詩人、okkaaa(オッカー)に注目だ
TEXT : 首藤優香





-- 初のフルアルバムのリリースという事で、全体としてはどんな作品になりましたか?


個人的なモラトリアムの奔走をめぐる旅の詩集のようなものです。そして同時に、大学四年間の生活での内省の発露の聯関としての結び目でもあります。だからこそこのアルバムは個人を前提とした写実や印象派のような絵画的な心持ちが大きく、詩的な印象を与えるかもしれません。ただ考え方の根底として、世界への接続を持ち合わせた感性を交差させるという意味で自他との境界線を超越した脱中心的な構造を持って自分を普遍化させたいという思いがあります。「熱波」や「あやとり」がわかりやすいですかね。旅の詩集としても聴けるし、社会のあらゆる問題の中で葛藤し飛び立つ歴史のようにも聴けるようにしたいなと。基本的に僕らは一生オンラインで生活しているじゃないですか。特にコロナ禍の様々な悲しい問題を経て、オンラインが果たせる役割について、どこまでプラットフォームが中立であるのかを考えました。では、もはやプラットフォームが中立的であることは不可能であるならば、僕ら自身が自分で物事をフェイクか、そうじゃないかを見極めて行かなければいけないといけない。そういう過程の中で特に僕は葛藤していたんです。だからこそ、オンラインをめぐるメンタルヘルスの問題も音楽にしたかった。絡まる感情の中でどう世界に足を踏み入れて、前に進んでいくのか。「Voyage」にはその答えがあります。単なるインターネットからのカウンターのノスタルジーでないことを示すにはこういった思想も含めて音源にして示したかったので、それが「Voyage」では出来たかなと思います。


-- okkaaaさんを含め、最近は全ての事を自分でこなしてしまうセルフプロデュース能力の高いアーティストさんが増えましたが、こうした事は自然の流れだと思いますか

僕の場合は自然な流れでしたね。SoundCloudやインターネット上で音源を発表していくという文化が盛んだった頃からサブスクの移り変わりを中学や高校で実際に体感していたので、そこで自分が表現したいとなれば割と出来ていったと思います。最初はもちろん真似事で、いろんな影響を受けたものを分解して、自分のものにしていくとは思うのですけど、ただそれを一つの総体として世界観を作り上げるのは少し才能がいります。それは今回のアルバムでも言えることでした。インターネットに存在する音楽をある意味、船で航海するように、いろんな世界の音楽に触れて行けたわけですから、僕はどんなものからも影響を受けていると思います。ただ、それを一つにして世界観をまとめ上げる必要があります。僕はまだ出来ているかわかりませんが、セルフプロデュース力というものがそこで問われますよね。


-- okkaaaさんはいわゆるZ世代のクリエイターですが、自分達よりも上の世代と明らかに感覚的に違うなと思うところだと、例えばどんな事が浮かびますか

明確に上の世代とはこう違うとはあまり思ったことはないです。ただ自分たちの世代の特徴はなんとなくわかります。それは海賊的だということです。「ミックスマスター」でもこの考えは曲にしていますが、様々な文化を、船を使って渡り、交流し、体得する。いい意味でも悪い意味でもすぐに盗めちゃうんです。僕らは。


-- アルバム制作の中で印象に残るエピソードがあれば教えてください

ID20以降は特定の思想や考え方の主張を全面的にだすというよりかは自身の内面や感情、歌の普遍性について真摯に向き合っていきました。だから今作は自分がどんな歌を歌っていきたいか、どんなソングライティングができるか突き詰めていったわけですが、突き詰めすぎてミックス作業をやりすぎていた時がありました。その時はだいぶ耳がおかしくなってしまって、精神的にもしおれてしまいましたね。曲すら聞けなくなってしまったんです。ただふと、そのタイミングで流れてきた薬師丸ひろ子さんのバージョンの「元気を出して」という曲が本当に沁みてしまって…自分でもびっくりするぐらい泣けてきて。心にすーっと入っていったんです。僕にとって透明感ある音楽でも心に入ってくるのはごくわずかです。多分、心にはいい音楽をためておくための記憶の貯蔵庫みたいなものがきっとあります。だけどそのキャパシティーは限られているんです。無限なんてないから。何かを忘れて新しいものを受け入れるか、蓄積していくかのどちらかです。心に刺さる音楽の容量ってやっぱりあるんですよ。音楽のキャパの限界を超えてから、やはりそれを救うのは音楽でしかないという逆説的な体験は貴重でした。その体験が「思い出して」という曲にも生かされています。


-- okkaaaさんは音楽だけに留まらず、クリエイターとして様々な表現をされていますがご自身としては自分自身をどのような存在と認識されていますか

真にインディペンデントに音楽をやり続けられる存在でありたいです。もっと音楽的に進化したいなと。と同時に僕は基本的にオンラインの社会の中で葛藤をする一人の存在に過ぎないです。だからこそ等身大の歌詞を綴り続けることで、誰かの代弁者として、聞き手の側に寄り添って行けたらと思っています。

 

PICK UP DISC

okkaaa(オッカー) 「Voyage」

okkaaa(オッカー)
フル・アルバム『Voyage』
2022年1月26日(水)リリース


★先行配信シングル「Voyage」1月5日配信!

配信URL
https://virginmusic.lnk.to/Voyage_SG

 

PROFILE

okkaaa(読み:オッカー)

okkaaa1999年生まれ、アーティスト、文筆家。
ミュージシャンを軸にさまざまなクリエイターとしての側面を持つセルフプロデュースアーティスト。ライターとして、AWA公式ライターを担当。心地よく響くウィスパー・ボイスと歌詞が特徴で、ヒップ・ホップ、R&B、ゴスペルなど様々なジャンルの要素を感じることができる。
楽曲制作もさることながら、ミュージック・ビデオの制作、楽曲のジャケットやwebサイトなども全てセルフ・プロデュース。
Enter Tech Lab主催『CHACCA CHALLEGE』で最優秀賞を獲得。シングル「積乱雲」は2019年のベスト・ミュージックとして数多くのキュレーターからピックアップされ、グラミー賞にノミネートされたプロデューサー/ DJのstarRoなど、日本の最もホットなプロデューサーからの支持を得ている。
個展、ライブとして「有機体と枯淡」、「網膜」など。2020年にはVirgin Music Label and Artist Servicesから、シングル及びEPをリリース。流動的でボーダーレスな芸術性を持つokkaaaは、インディペンデントな姿勢を保ちつつ、現⾏シーンを吟遊詩人的に横断し、視覚と聴覚の両者で自己表現を続けている。
2021年はAnimal Hackをプロデューサーに迎えた、コロナ禍の絶望と希望を描いた「Heartbeat」、地球温暖化や気象変動の中の生き方を模索した「熱波」など、意欲作を立て続けにリリースしている。

 

LINK

Official HPhttps://www.okkaaa.com
Instagramhttps://www.instagram.com/_okkaaa/
Twitterhttps://twitter.com/okkaaa_1109

2022/01/05-13:00:00

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