奥 華子、橋口洋平(wacci)、コレサワなど、セツナ系恋愛ソングのマエストロ達からの楽曲を次々と歌いこなし、表現する事で今まさに何度目かの黄金時代を迎えようとしている上野優華。3月17日にリリースされる「愛しい人、赤い糸」はTikTokから爆発的に火がついた楽曲「魔法の絨毯」の作者、川崎鷹也の書き下ろしとなった一曲。泣きたい気持ちに寄り添ってくれる優しい華がここにあります
TEXT : 本田羊
-- まだまだコロナ禍ですが、普段はどんな事をして過ごされてますか
上野優華:
曲を書く日もあれば1日中YouTubeを見て過ごす日もあります。笑
自宅でもオンオフを切り替えるのにようやく慣れてきたかなと思います。
日々いろんな音楽が世に出てきているのでそれを俊敏にキャッチせねば!と思い、
前よりも家で音楽を聴くことが増えましたし、
自宅でもおいしいご飯が食べたくて前より自炊も頑張っています。
-- ニューシングル「愛しい人、赤い糸」は川崎鷹也さんが楽曲提供、ギターとコーラスではご本人も参加されています。先ずは川崎さんとのコラボのいきさつを教えてください
上野優華:
以前にも増してS N Sで音楽が広まっていくのが主流になったなと思い
いろんなS N Sをチェックしていく中で、川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」に出会いました。
言葉1つ1つがキラキラしていて、なんだこの素晴らしい曲は!?と感動しました。
川崎さんの描く世界を私も見てみたい、歌ってみたいと思ったんです。
それでお声がけをさせていただきました。
まさかO Kしてくださるなんて!本当に嬉しかったです。
-- レコーディングにあたってこだわったポイントや、好きな歌詞のフレーズはどこでしょうか
上野優華:
レコーディングは川崎さんにボーカルディレクションしていただきました。
デモで川崎さんが仮歌を入れてくださっていたのもあって、イメージしたものが一致していたし、とにかく褒めてくれて!!
今の凄いよかったよ!うまい!って。笑
私もそれでテンション上がるし、良いものが録れたんじゃないかと思います。
彼に話しかける勇気もなく1人で彼のことを思い続ける女の子がこの歌の主人公なので、そんなイメージで歌いました。
好きなフレーズは「理想の彼女になれたなら」という部分です。
彼女になりたい、じゃなくて「理想の」っていうところにすごく意味があるなと思ったんです。
それが彼女にとっての理想なのか、彼の理想になりたいなのか。
そこも聞き手によって分かれるポイントだと思うので好きです。
-- シングルのアートワークには赤いイヤホンが採用されています。繋がっている先も見えない写真になっていますが、どんなイメージで撮影されましたか
上野優華:
“赤い糸”から思い浮かんだビジュアルが
イヤホンを片耳ずつ二人で分け合う、だったんです。
してみたかったなぁ・・・という憧れも抱きつつ撮影しました。笑
もう片方は愛しい人に繋がっているイメージで撮りました。
-- YouTubeやTikTokから楽曲がブレイクする事が当たり前の時代になりました。上野さんのこれまでの楽曲もYouTubeで繰り返し聴かれ続け、日々多くの共感を呼んでいます。この状況にどんな事を思いますか?また上野さん自身、YouTubeやTikTokではどんな投稿が好きですか?
上野優華:
音楽に出会いやすい時代だな、とすごく嬉しく思っています。
流行っている、いないに関係なくいろんな自分の好みの音楽に簡単に出会うことができているので、私の歌もそうやっていろんな人に見つけてもらったんだなって。
私の音楽は「心に寄り添う」を1番大事にしているので、聞き手の皆さんが共感してくれているのをコメントで見れてとても嬉しいです。
何年も前にリリースしていても今もこうやって広がってくれているので、可能性が無限大な時代だなと思います。
TikTokだと私は猫か赤ちゃんの動画を永遠に見ています。笑
夜まったりしてる時に見ると涙が出るくらい可愛いですというか本当に泣いてます。笑