(8/31:インタビュー追加しました!)
-- 今回、MUSIC LOUNGEでは初めてのインタビューとなります。先ずは自己紹介お願いします!
John (Gt & Vo):3兄弟の長男で25歳のジョンです。
Tom (Vo):次男のトム、22歳です。
Robin (Vo):1番若いロビンで21歳です!
-- ではメンバー同士で他己紹介お願いします!
John:ロビンはねー、えっーと・・・
Tom:クレイジーだね。
全員:(笑)。
John:元気が良くて、エネルギッシュなクレイジーかな(笑)。トムはまぁまぁクレイジーで、僕が1番落ち着いていてまともだよ(笑)。
Tom:その意見には賛成だね(笑)。
Robin:ジョンは全体を見渡しながら僕たちをリードしてくれる存在で、トムは何でもバランスよく出来る達人かな。そして僕はいつも冗談ばっかり言ってみんなを笑わせてるよ(笑)。
Tom:本当にロビンはいつも陽気でね、ふざけるのが大好きな可愛い弟かな。ロビンの冗談にはいつも笑いっぱなしだよ!ジョンは自分を自制することが出来る大人の考えをもっていて、どんな時でも冷静な判断が下せるね。僕は、う~ん、大体二人の中間位かな。
-- 1番良いポジションですね。
全員:(笑)。
-- ちょっと音楽のことについてお伺いしたいんですけど、最近で言えばEDMプロデューサーでDJのアヴィーチーが大活躍していますが、昔からアバ、ロクセット、エイス・オブ・ベイス、カーディガンズなど、スウェーデンからは世界的に有名なアーティストが数多く輩出されていますよね。皆さんが思うスウェーデン音楽の特徴は何だと思いますか?
John:僕はすごくシンプルなことだと思うよ。どんな曲を僕たちが持っているか考えればね。
Tom:良いメロディと、
Robin:強いPOP感かな。
Tom:そうだね。ポピュラーミュージックに必要不可欠なPOP感があるね、スウェーデンの音楽には。
-- JTRの音楽についてはいかがですか?
John:僕たちは自分たちで作曲するし歌詞も書くから、ほとんどの曲は自分たち3人の事を表しているんだけど・・・
Tom:けど、それは僕たちの魅力の一部だよね?
Robin:僕たちの音楽は、ラジオで流れていそうなPOPさを持ちながら、曲に何かしらのメッセージを込めて、それをみんなに伝えたいな・・・と思ってるんだ。
John:おっ、まじめだね(笑)!けどJTRの音楽はポジティブで楽しくなるようなメッセージが多いし、みんなと一緒に楽しめる曲が多いと思うよ!
Robin:そうだね!
-- 最初に日本でデビューすると聞いた時は、どう思いましたか?
John:クレイジー(笑)!!!
全員:(爆笑)。
John:本当に幸せだね!日本のスタッフは素晴らしいチームだし、こうやって今もここでインタビューを受けているのが信じられない気持ちだよ。
-- 日本の印象はいかがですか?
Tom:最高だよ!
John:まだそれほど多くの町に行ったわけじゃないけど、クールだよね。いつもいろんな事が起こっていてさ。
Robin:日本人はみんな優しいし礼儀正しい印象だね。すごいリスペクトして接してくれているのを感じるよ。
-- 皆さんはスウェーデンのアリングソースのご出身ですが、東京とはずいぶん違いますか?
John:全然違うかな。東京と比べたらアリングソースは小さな村って感じだね。
Tom:高層ビルもないしね。
Robin:人口も4万人しかいないし、東京とは随分違うよ。
-- 地元の音楽シーンはいかがですか?
John:すごい盛り上がってるよ!
Robin:ライブハウスも沢山あるしね。
Tom:インディーポップやロックが盛んだね。
-- 何か他とは違う特徴はありますか?
Tom:帽子かな?
John:確かに(笑)。帽子をかぶっているバンドマンは沢山いるよね。
Robin:クラシックな感じのね!
John:ファレル・ウィリアムスみたいなイメージだよ。
-- 皆さんも演奏中は帽子を?
John:時々ね。けどこの前僕の帽子が盗まれたんだよ、電車で(笑)。
全員:(笑)。
-- それは早く返して欲しいですね(笑)。そういえば先日、日本初ライブを“お台場夢大陸・マイナビステージ!”で行いましたが、いかがでしたか?
全員:アメイジング!!!
John:もう期待以上の結果だったよ!ファンも信じられないくらい沢山集まってくれてすごく嬉かった!ライブの後にサイン会をしたんだけど、あんなに長い間サインしたのは人生でも初めてだったね。
Tom:サイン会が終わるまでに2時間かかったしね。今までの最高記録が1時間半だったから、記録更新だよ(笑)。
Robin:良い経験だったし、ライブも想像以上に盛り上がって最高だったなぁ!
-- 日本のファンの印象は?
John:日本のファンは音楽にすごい反応して楽しんでくれるので、僕たちとしても楽しかったね。
Robin:ファンの目を見ると、すごく僕たちの音楽を理解してくれているのを感じるから、歌っていても本当に楽しくて良い気分だったよ!
Tom:「Oh My My」以外の曲も覚えて歌ってくれたりして、ビックリすると同時に感激しちゃったね。
-- なるほど、では改めて、デビューアルバム『Oh My My』のリリースおめでとうございます!今の率直なお気持ちをお聞かせ下さい。
John:本当に興奮してるよ!
Tom:早くこのアルバムを聴いたファンの感想を聞きたいね!どんな反応がくるか楽しみにしてるんだ。
-- まだ聴いたことのない日本のファンには、このアルバムをどのように楽しんで欲しいですか?
Robin:日常の色々なシチュエーションで楽しんで欲しいな!バスの中でも、歯を磨きながらでも。
John:悲しい時に聴ける曲もあれば、ハッピーな時に聴きたくなる「Oh My My」みたいな曲もあるし、また悲しい時に「Oh My My」を聴いてハッピーになってもらってもいいしね!幸せな気持ちになれる曲がいっぱいあると思うよ。
-- メンバーの皆さんは収録されたどの楽曲にも沢山の想い出があると思いますが、特に印象的なエピソードを教えてください!
John:全部かな(笑)。全曲自分たちで作詞作曲しているしね。
-- そこを何とか1曲で!
John:「Oh My My」は制作していて楽しかったなー。ジャクソン5のような明るいフィーリングの曲だしね。今回ストックホルムでレコーディングしたんだけど、歌詞の中に今のキーワードを沢山散りばめたり、他にも“ポラロイド”って歌詞のところにはその効果音を入れたり、僕たち3人の遊び心が満載の楽曲なんで、みんなにも楽しんで聴いて欲しいな。
Tom:僕は4曲目に収録された「MOVIE STAR」かな。この曲は何もないところから、1時間半でメロディも歌詞も出来たんだよね!本当にミラクルな体験だったよ。
Robin:僕も迷うけど、1曲選ぶなら「RIDE」かな。僕の好きなL.A.フィーリングもあるしね。オーストラリアでMVの撮影をしたんだけど、赤いマスタングでビーチに向かって走るシーンも最高だったし、曲もMVも全て僕のイメージ通りに仕上がっているよ!
-- 「TOUCH DOWN」はいかがですか?
John:「TOUCH DOWN」は3人で書いた初めての曲で、この曲はJTR結成のキッカケになった大切な1曲だよ。その前は3人とも別々のバンドで音楽活動をしていたんだ。
-- どうして兄弟でやってみようと思ったんですか?
John:たまたまスタジオで遊んでいたら曲の骨組みが出来て3人でアイデアを出しているうちに、自然とね。
Tom:若いときは兄弟でやるのはクールじゃないって思っていたしね(笑)。
全員:(笑)。
Robin:でも、作業を進めるうちに自然と3人でやるべきじゃないかって思えたんだよね。
John:それで何曲か書いて家族や友達に聞かせたら、すごく反応が良くてね。
Tom:想像以上に良いものが出来たよね。
-- なるほど、JTRの結成は自然の流れだったんですね!今後ミュージシャンとして、叶えたい夢や新たに挑戦してみたい事はありますか?
John:今がまさに夢が叶った瞬間だよ!世界の裏側でCDをリリースしてライブも出来るんだからね!毎日本当に興奮しているんだ。
-- そういってもらえると日本のファンも嬉しいと思います!では、最後に読者へメッセージをお願いします。
John:ファンのみんなのサポートには本当に感謝しているよ!このインタビューを読んで僕たちに興味を持って欲しいし、音楽を含めスウェーデンの文化にも触れてもらえると嬉しいな。
Tom:今ここにいられるのもみんなのお陰だよ。これからも1人1人のファンを大事にしていきたいと思ってる。本当にありがとう!
Robin:沢山の応援とサポートをどうもありがとう!いつまでもみんながポジティブに、そして笑顔になれるような音楽を届けていくよ。これからもよろしくね!
(文:篠原 友)