Sigur Ros

幻想的に鳴り響く、失われたイノセンス。アイスランドの音楽的至宝、シガー・ロス。 長い沈黙を破り、約4年ぶりに届けられた6枚目のオリジナル・アルバム。
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Sigur Ros (シガー・ロス)

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孤高のロック・バンド、シガー・ロス。
4年ぶりとなる新作『ヴァルタリ ~遠い鼓動』を2012年5月にリリース。


今年8月の“サマーソニック’12”への出演来日が決まっているアイスランドを代表するバンド、シガー・ロスがこの度6枚目となるオリジナル・アルバム『ヴァルタリ』を5月28日にリリースする事を発表した。
(日本盤は5/23先行発売/邦題は『ヴァルタリ ~遠い鼓動』)
新作からの楽曲「エッキ・ムック」が既にバンドのオフィシャル・サイト(www.sigurros.com)でストリーミングがスタートしている。2008年に『残響』をリリースし、世界ツアーに出たのちに、事実上活動休止状態になっていたバンドの復活作になる。彼らがずっと作りたかったアルバムなのか、はたまた今までは作れなかったアルバムなのか。どう捉えるかによる作品だ。

合計8曲、54分強からなる新作は、彼らが2002年にリリースしたアルバム『( )』以来、長い間とってなかった音楽的アプローチが満載。かつての型にはまらない、大きなスケールで時間や空間を音で表していたあの感覚、時代。 バンド曰く「スローモーションな雪崩」と表現する新作は無意識ながら、確実に世間に支持されている彼らに対してそれなりの対比をもたらす内容であろう。

英語では”Steamroller” (日本語では蒸気ローラー、圧勝 などの意)を意味する「VALTARI」というタイトルには今作を制作してきたプロセスと深い関わりがあるようだ。2011年より4人とミキサーでもあり、ヨンシーの友人であるアレックス・ソマーズは全く異なる構成パーツを用いて、それらをつなぎ合わせ、まとまりのあるマジカルなモノに仕上げるという、骨が折れるような作業に取り掛かった。やってみてロマンティックに聞こえなければ、それまでだと言う覚悟の元に。だが、シガー・ロスの4人が同じスタジオに集結すると素晴らしい化学反応が起きるもの。まるで錬金術のよう。『ヴァルタリ』は彼らの今までのどの作品よりも“スタジオ・ベース”で制作された。長時間に亘り試された実験と感傷的でない編集作業が信じられない結果を生みだしたのだ。

幾つかの曲は昔のセッションをベースに仕上げた。「ドイザログン」や「ヴァルズエルドゥル」は『TAKK…』のスタジオ・セッションから生まれた曲。他には「レンビフヌートゥル」、「フョーグル・ピアノ」、「ヴァルタリ」といった曲では合唱部分のアイデアが2002年くらいまで遡り既にあったみたいで、16人編成の合唱団とのオーケストラルなコラボレーションや『残響』リリース後の2009年のセッションなどなど、様々な要素が織り交ざってそれぞれの曲に美しい瞬間を生みだしてくれている。それぞれはバンドにとってもはっきりと識別する事は難しく、このような定義しづらい音楽を持続して、長時間かけて、制作するのが困難だとも感じていた。

バンドはしばらくこのレコードを保留してしまう。2010年にヴォーカルのヨンシーは世界中で絶賛された初のソロ・アルバム『GO』をリリース、そしてツアーに出る。キーボード担当のキャータンはその間よりクラシックなワーク“Credo”に集中する。時はすぎ、再び4人は集まり、映画スコアの制作機会が訪れ、それがきっかけでマジェスティックで間違いなく新作のハイライトである「ヴァルーズ」に発展する。その直後に昨年リリースしたライヴ・フィルム『インニイ』のエンド・クレジット用に発掘された曲のリワークが最も抑制され、エレガントに仕上がった「ヴァルズエルドゥル」に生まれ変わっている。このように、全く特異で異なった時代より残されてきた音源や楽曲群に、それなりの手間をかけて、それぞれに生命が宿り、.思議とまとまりある作品に仕上がったのだ。

『ヴァルタリ ~遠い鼓動』というアルバムの制作プロセス、そしてそれより生まれた心地よい結果に関してはベースのゲオルグが一番うまく説明している。


「なぜこのアルバムの制作し始めたのか、全く覚えてないんだ。
何をやろうとしていたのかもわからない。
ジャム・セッションを重ねていくうちに崩れてくのはわかった。
日に日に集中力も低下し、もう少しで俺たちは諦めていた…実際諦めたりもした。
すると不思議な“何か”が起きて、いきなり形が見えてきたんだ。
終わった今、正直に言える事は『ヴァルタリ』は俺が唯一家で楽しんで聴ける
シガー・ロスのアルバムになったって事さ。」


『ヴァルタリ』はアイスランドのモスフェルスバイルにあるシュンドロイギン・スタジオ にて全編レコーディングされた。

Sigur Ros 『“Valtari” 』Sigur Ros (シガー・ロス)
『“Valtari” (ヴァルタリ ~遠い鼓動)』
2012年5月23日 日本先行発売予定

TOCP-71290/¥2,500(税込)
Sigur Rós

<トラックリスト>
01. イェグ・アンダ
02. エッキ・ムック
03. ヴァルーズ
04. レンビフヌートゥル
05. ドイザログン
06. ヴァルズエルドゥル
07. ヴァルタリ
08. フョーグル・ピアノ

 

PROFILE

Sigur Ros (シガー・ロス)

Jon Tor Birgisson (vocals, guitars) ヨンシー・バーギッソン
Georg Holm (bass) ゲオルグ・ホルム
Kjartan Sveinsson (keyboards/piano) キャータン・スヴィーンソン
Orri Pall Dyrason (drums) オーリー・レイソン

祝・来日!サマーソニック2012出演決定!


■サイト
●日本オフィシャルサイト
http://emij.jp/sr/
●海外オフィシャルサイト
http://sigurros.com

2012/05/18-11:25:00

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