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清木場俊介、過去最多本数の全国ツアーが武道館2DAYSでファイナル!
清木場俊介 武道館ツアーファイナル オフィシャルレポート
約5ケ月に渡ったツアー最終日の武道館。清木場俊介と共に締めくくりにふさわしいライブにしようというスタッフやバンドメンバーの気合いと、そのライブを見届け、労い、祝おうと駆けつけたファンの想いが開演前から会場に満ちていて、2時間半を越えるライブは最初から最後まで強い“一体感”を感じさせるものとなった。清木場は何度か“気持ちいい”、“最高!”と口にしていたが、客席でも同じような言葉がつぶやかれていた。
「今日で最後だと、噛み締めながら歌っている」からこその重みのようなものがこの夜の清木場の歌にはあった。歌の合間には、愛おしさとか誇らしさとか感謝とか達成感とか希望とか、様々な感情が混じり合ったような微笑みがこぼれていた。アスリートのように身体を鍛える清木場の映像が流れたり、勢いよく炎が上がったり、花火が弾けたり、金色のテープやキラキラしたものが宙を舞ったり、ストリングスや聖歌隊が登場したり、という武道館ならではの派手な演出もあったけれど、今でも真っ先にそれが思い浮かぶ。
清木場の登場ですでにひとつのピークを迎えていた会場の一体感は、清木場の圧倒的な歌でどんどん深まって行った。それと同時に、ある種の解放感も広がって行くようだった。感情を露にし、全ての力を振り絞って魂の叫びのような歌を唄う清木場を見ていると、“在るがまま、自分に嘘をつかずに生きていいんだ”と励まされるのだと思う。終盤、『唄い人』のサビをみんなで歌い、男子、女子、ちびっ子と分けてそれぞれの歌声を引き出したあと、「一番奥まで届くように歌います」と、会場の大きさにひるむことなくアカペラで、オフマイクで歌う清木場の姿も、じんわり胸を熱くした。
アンコールの最後の曲『生きる証』を、目を潤ませ、鼻を赤くしながら歌ったあと、恒例の「ロック最高!」の全員シャウトでライブは終了。しかし終演のアナウンスをものともせずに鳴り続ける“清木場”コールと拍手に清木場は再登場した。
「今は何も言葉にならなくて“ありがとう”しか出てこない。清木場俊介はみんなが思うほど強くもないし、男らしくもないけれど、支えてくれるみんなの心に恥じないように真っすぐに生きて行くので、これからもよろしくお願いします」深々と長いお辞儀に大きな拍手が湧いた。アーティストとファンを結ぶ“絆”を感じさせるライブだった。
(文・木村由理江)
「FLYING JET」 2009.09.30
清木場俊介 official HP
http://kiyokiba.net
SPEEDSTAR RECORDS
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