大の日本好きのエリックが、MR.BIG時代の日本スタッフに「大好きな日本のファンのために今、僕ができることはないだろうか？」と相談した事から誕生したのがこのアルバムだ。カバー・アルバムが多くリリースされる昨今の日本において、「“エリックの世界トップ・クラスの歌唱力だからこそ歌える”最高のカバー・アルバムを作ってほしい」という日本のスタッフ陣からの企画・選曲は、MR.BIG結成の年(1989年)から、MR.BIG解散(2002年)〜ソロ（2002年）〜TMG(2004年)までの活動時期を中心に構成され、エリック不在の間にリリースされヒットした楽曲をも加えた内容になっている。そして、これらのオリジナル曲を聴いたエリックは「どの曲も素晴らしい。日本のバラードは、アメリカのバラードと違って、独特のメロディーとハーモニーがあり、いろいろな色、まるで、レインボーのようだ。これを僕の解釈で表現することで、新しい命を楽曲に吹き込むことができれば、“日本のファンへの最高の贈り物”になるかもしれない、是非チャレンジしたい。」と決意！そして遂に完成した本作！！感動の名曲が、見事に新たな名曲に生まれ変わています！さすがエリックだぜ！！

エリック･マーティン『MR.VOCALIST』　
2008年11月26日／SICP-2091／\2,730（税込）
〈ＣＤ収録曲〉
01. PRIDE
02. ハナミズキ
03. あなたのキスを数えましょう
04. EVERYTHING
05. Precious
06. Time Goes By
07. M
08. I Believe
09. 雪の華
10. The Voice 〜”Jupiter” English Version〜
11. LOVE LOVE LOVE -ENGLISH VERSION-

ERIC MARTIN（エリック･マーティン）
1960年10月10日ニューヨーク州生まれ。1983年　エリック・マーティン・バンドとしてデビューを果たす。
1989年　デヴィッド・リー・ロスのバンド等で活躍していたビリー・シーンが、レーサーＸのポール・ギルバートと出会い、後にエリック・マーティンとパット・トーピーが加わり、「MR.BIG」としてデビューアルバム「MR.BIG」をリリース。1991年 MR.BIGのセカンド・アルバム「LEAN INTO IT」をリリース。同アルバム収録のアコースティック・ソング「TO BE WITH YOU」が全世界で大ヒット。シングル全米１位、日本でも大ヒットする。1993年にリリースされたアルバム「BUMP AHEAD」に収録されている「WILD WOLRD」もシングル・ヒット。その後MR.BIGとして３枚アルバムリリースをするが、2001年夏あたりからメンバー同士の音楽の方向性の不一致が生じ始め翌年2002年2月に東京国際フォーラムで最終公演を行いMR.BIGは解散する。MR.BIG解散後もエリック・マーティンは「I’m Goin`Sane」を含むソロのアルバムを3枚リリース。2004年　Ｂ‘ｚ松本孝弘のソロ・プロジェクト“TMG（Tak Matsumoto Group）”のVOCALISTとしても活躍。アルバム１枚リリース。日本武道館でのライブ公演も成功させた。

エリック･マーティン
http://www.ericmartin.jp