ファンの皆さんへ
私はこの新作アルバム制作に1年近くの時間をかけてきました。私のサウンドを時間をかけてじっくりと作り上げたかったからです。私の人生の中の、今の私を伝えることのできるような音楽を作りたかったからです。だから私の心と魂を注ぎ込んで作りました。私の子供のようなものです。15歳の時にデスティニーズ・チャイルドのファースト・アルバムをレコーディングしましたが、その時から今まで発売してきたどのアルバムよりも長い時間をかけて作り上げました。今回のアルバムのために70曲以上レコーディングをして、私の全てが露わになるようなサウンドを作りました。私は以前からは変化していますし、私のいろんな側面をこのアルバムを通じて皆さんにわかって欲しいと思ったからです。楽しく踊れるアップテンポな曲もありますし、情熱的で、シリアスな私の心の中を見せるパーソナルな曲もあります。あえてリスクを取ってみることにしたのですが、怖いとは思いませんでしたし、私の音楽が全てを語ってくれると思います。今回の私のサウンドにジャンルはありません。全てが私で、私の全てを皆さんと11月にシェアできることを楽しみにしています。[愛を込めて - ビヨンセ]
SONY MUSIC JAPAN ビヨンセ
http://www.sonymusic.co.jp/beyonce
ビヨンセ『アイ・アム...サーシャ・フィアース』
2008年11月12日/SICP-2078〜2079/\1,886
(税込) CD2枚組
初の2枚組アルバムとなる本作は1枚目を「アイ・アム…」、2枚目を「サーシャ・フィアース」と名付けている。「27歳、ピュアでもろい自分の内面をさらけ出す生身のビヨンセ・ノウルズ」、そして「今まで以上にセクシーで、強気で、炎のように熱いビヨンセのステージ上の別人格、サーシャ・フィアース」をハッキリ区別し、その両極端な人格の違いをサウンドに見事に落とし込んでいる。そして、ビヨンセはファンに向けて本作の楽しみ方をこう語っています。
「今、恋愛しているならそれが遠距離恋愛でも、新しい人と恋に落ちたばっかりでも、「アイ・アム…」の方をオススメするわ。それか自分の本心と対話したいときもかしら。とってもパーソナルで、心で感じていてもどう言葉で表現していいかわからなかった気持ちを表現できているのよ。」「クラブに行く前とか、前のカレシを忘れたいときとか、こんな関係を続けちゃいけないとわかっていても言い出せないときとか、誰かを誘惑したくて、セクシーな音楽が必要なときとか、そんな時には「サーシャ・フィアース」の方を聞いてもらいたいわ。」〜ビヨンセ談。
※サーシャ・フィアース
あるステージパフォーマンスをきっかけに誕生したビヨンセの別人格の呼び名。ステージ上でのビヨンセは、本人の想像をはるかに超えるパフォーマーになるという自覚有り。ゆえにライブ中に何千万もするアクセサリーを観客席に投げたり、ステージの階段から落ちても痛みを感じないで、パフォーマンスを続行するという伝説は数知れず。ファンには既に浸透している呼び名でもある。
<CD収録曲>
Disc 1 ― I AM…
01. If I Were A Boy (ファースト・シングル)
02. Halo
03. Disappear
04. Broken-Hearted Girl
05. Ave Maria
06. Smash Into You
07. Satellites
08. That’s Why You’re Beautiful
09. Save The Hero
Disc 2― SASHA FIERCE
01. Single Ladies (Put A Ring On It)
02. Radio
03. Diva
04. Sweet Dreams
05. Video Phone
06. Hello
07. Ego
08. Scared of Lonely
09. Why Don’t You Love Me
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