『つぐない』オリジナル・サウンドトラック
UCCS-1119/ユニバーサル クラシックス&ジャズ/発売中/2,500円 「実際、ストーリーそのものがとても音楽的なので、音楽はどうしても必要なときだけ現れて、この悲しい物語を語る他のさまざまな声に加わることになったのでした。」
――ダリオ・マリアネッリ
イギリス文学を代表する作家イアン・マキューアンのベストセラー「贖罪」が遂に完全映画化。その映画をさらに崇高なものへと仕立てたのがダリオ・マリアネッリの音楽。ここでは、クラシック界ではおなじみのピアニスト、ジャン=イヴ・ティボーデを起用。繊細で揺れ動く、主人公の感情を音楽が見事に捉えている。
ダリオ・マリアネッリ(音楽)
1963年、伊・ピサ生まれ。TV・映画界で活躍する作曲家。マイケル・ウィンターボトム監督『イン・ディス・ワールド』(02)や『The
Warrior』(01)のオリジナル・スコアを手掛け、『プライドと偏見』(05)ではアカデミー賞にノミネート。その他、『ポビーとディンガン』、『ルワンダの涙』、『ブラザーズ・グリム』、『Vフォー・ヴェンデッタ』(以上すべて05)などの話題作を手掛け、最近では、ジュディー・フォスター主演『ブレイブ
ワン』(07)に参加。
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
1961年、仏・リヨン生まれ。幼い頃からピアノを習い、12歳のときパリ音楽院に進み、78年プルミエ・プリ(首席)を得る。その後、81年、主要オーケストラや指揮者との共演で、国際的キャリアをスタートさせる。映画への参加も積極的で、ブルース・ベレスフォード監督『Bride
of the Wind』(01)ではピアノソロを担当した他、俳優としても顔を見せた。ジェーン・カンピオン監督『ある貴婦人の肖像』(96)、ジョー・ライト監督の前作『プライドと偏見』(05)のサウンドトラックにもソリストとして参加。日本にもファンが多く、2007年9月に来日公演を行なったばかり。演奏、レコードに対する音楽賞の受賞は数え切れない。2001年、フランス芸術シュヴァリエ勲章を授与される。
詳しくはこちら⇒http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/atonement/
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