テネイシャスD主演映画サウンドトラックにして待望の2ndアルバム！！
 テネイシャスD「運命のピックをさがせ！」
EICP-1013／ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル／発売中／2,520円
ロックとは何か？その答えはここにある。
映画『スクール・オブ・ロック』『キング・コング』『ナチョ・リブレ』などで超強烈な個性を発揮し、ハリウッドスターたちを震え上がらせている名俳優ジャック・ブラック。映画では爆発させきれない彼のロック魂を相棒のカイル・ガスと共に好きなように爆発させまくっているのが、このメタル・フォーク・デュオ＝テネイシャスDなのだ。本アルバムは、彼らの主演映画『テネイシャスD〜運命のピックをさがせ！〜』サウンドトラックであり、約6年ぶりの2ndアルバムとなる。
ジャックが敬愛してやまないロニー・ジェイムス・ディオやミートローフ、そしてデビュー盤「テネイシャス D」に続き“メタル”という共通の趣味を持つデイヴ・グロール（フー・ファイターズ）も友情参加した、愛と笑いと涙が三拍子揃った真のロック・アルバムを心して聴いてもらいたい！
テネイシャスD are JB（Vo, G） ＆ KG（Lead G, Vo）
俳優が本業のジャック・ブラックとカイル・ガスによる2人組。まったく鳴かず飛ばずの俳優だった2人が互いに唄が好きなことを知り、だいたい1995年頃に素晴らしきテネイシャスDを結成。LAにあるカイルの自宅でプレイし始める。1999年、米HBOで放映された、彼らがホストを務めるコメディ番組「テネイシャスD」があまりに面白いが故に一気にブレイク。デイヴ・グロール（元ニルヴァーナ〜現フー・ファイターズ）やスパイク・ジョーンズ（『マルコヴィッチの穴』等）らの目にも止まり、更なる爆発的カルト人気を集めるようになる。他にもベック、インキュバス、ウィーザー、パール・ジャムなど、テネイシャスD・フリークはめちゃくちゃ多い。また、彼らの痛烈なジョークと過激なパフォーマンスで知られるツアーはソールド・アウトを連発した。
「これぞポスト・ニルヴァーナだ！」―――デイヴ・グロール（元ニルヴァーナ）
「彼らこそ新ロック宗教の神だ！」―――米ローリング・ストーン誌
「オレたちは地球上で最も偉大なるバンドだ！」―――自画自賛
詳しくはこちら
⇒http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/TenaciousD/
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JB（ジャック・ブラック）は子供の頃からロックをこよなく愛する男。しかし、信心深く厳格な父（ミートローフ）は「ロックは悪魔の創造物だ！」と猛反発。“ロックの神”と崇拝するディオ（ロニー・ジェイムス・ディオ）から「ハリウッドを目指せ！」と啓示を受けたJBは、故郷の田舎町を飛び出し、ロックの極意を求めてハリウッドへと旅立つ。そこで彼は、天才的ギターテクを持つロックスター（実際はただの無職者）のKG（カイル・ガス）と運命的な出会いを果たし、すったもんだの末、ロック・ユニット「テネイシャスD」を結成。世界を揺るがす名曲を生み、ビッグになることを誓い合う。だが、彼らのデビューライブは成功から程遠い結果に終わり、ファンはダサいピザ配達人のリー（J・R・リード）のみ。ツェッペリンやストーンズのようにロックの殿堂入りを果たすには、何か常識を超える力を手に入れる必要がある。どうすればいいのか？その答えは“運命のピック”にあった！「ローリング・ストーン」誌を目にした2人は、過去の一流ロック・ミュージシャンが皆同じギターピックを使っていたという驚愕の事実を発見したのだ。それは、ビートルズやジミヘンらも手にしたという伝説のピック。ピックを手に入れるため中古楽器屋を訪れた2人に、店長（ベン・スティラー）が語って聞かせたのは“運命のピック”を巡る暗黒の歴史。悪魔の歯から作られたそのピックは現在ロックンロール歴史博物館に展示されていると言う。博物館へと車を走らせる道中、謎の男（ティム・ロビンス）から助言を受け遂に博物館に忍び込むが、そこはまさに難攻不落の要塞だった……。果たして、テネイシャスDは“運命のピック”をゲットして、グレイトな名曲を書き上げることができるのか！？
傑作コメディ映画『スクール・オブ・ロック』が大ヒットを記録し、ロックの素晴らしさを世に知らしめた、自他ともに認めるロックバカ＝ジャック・ブラック（愛称JB）。今ハリウッドで最も愛されているおデブ俳優だ。日本でも、愛おしいとさえ感じるあの暑苦しさに魅了されたファンは多いだろう。彼が、これまたおデブ（＋ハゲ）な相棒カイル・ガス（愛称KG）と共に活動する、メタボ、もといメタル・フォーク・デュオがテネイシャスDである。彼らが売れない俳優だった頃に結成され、その常軌を逸したパフォーマンスとお下劣な歌詞がウケるとともに、意外とマジなロック魂、JBの美声とKGのギターテクで一躍脚光を浴び、多くのアーティストからもカリスマ視されるほどの人気を誇るユニットなのだ。そんな彼らが遂に映画界に殴りこみ！最強（最狂！？）のスタッフとキャストが集結し、バカバカしさ全開の痛快ロック・アドベンチャー・ムービーが誕生した。監督は、テネイシャスDのショートフィルムやドキュメンタリー映像を監督してきた盟友で、フー・ファイターズのミュージックビデオやノー・ダウトのDVDなども手掛けるリアム・リンチ。製作は、俳優としてだけでなく『ドッジボール』『俺たちフィギュアスケーター』等のプロデューサーとしても成功を収めているベン・スティラーが務める。そして、映画の随所に登場するテネイシャスDの友人たちからも目が離せない。ベン・スティラーはもちろんティム・ロビンスまで、かなり怪しげなキャラを好演。更に、音楽界からは、ヘビーメタル界の重鎮ロニー・ジェイムス・ディオや、俳優としても活躍する巨漢ヴォーカリストのミートローフ、元ニルヴァーナのドラムで現フー・ファイターズのヴォーカル＆ギターのデイヴ・グロールと、豪華な面々がインパクト満点に登場し、自慢の喉を披露してくれる。また、しょっぱなから笑いのツボを押してくるのが少年期のJBだ。大人のJB本人をそのまま小型にしたかのような激似ぶりに拍手。
気づきにくいが、劇中のセットからもテネイシャスDの人脈の広さが窺い知れる。ロックンロール歴史博物館内に飾られている楽器や衣装等の展示物の数々は、なんとレプリカではなく実際にバンドが使用した貴重品なのだという。ザ・フーを始め、クイーン、ドアーズ、メタリカ、イギー・ポップ、AC/DC、エリック・クラプトン、エアロスミス、オジー・オズボーン、ヴァン・ヘイレン等々たくさんのビッグ・ミュージシャンが惜しみない協力をしている。また、偉大なギタリストたちが皆“運命のピック”を持っている「ローリング・ストーン」誌の表紙は、ダミー誌の制作を快諾されて実現した賜物なのだ。すごいぜ、テネイシャスD！
『テネイシャスD〜運命のピックをさがせ！〜』
