映画『パプリカ』マスコミ用プレス（B5サイズ・P.14）を抽選で5名様にプレゼント！たくさんのご応募お待ちしております！！ 提供：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント プレゼントの受付は終了いたしました。 たくさんのご応募ありがとうございました！！ 応募締切： 2006年12月31日（日）受付分まで有効。 当選発表： 賞品の発送をもってかえさせていただきます。
精神医療研究所で開発されたサイコセラピー機器“DCミニ”は、他人の夢を共有できる画期的テクノロジー。患者の夢に入り込み、無意識の世界をモニターすることで治療を行うそのDCミニが、ある日突然何者かに盗まれる。その日を境に、一人また一人と研究所の関係者たちの夢が犯され、何かが狂い始めていく。研究所所長の島
寅太郎（声：堀 勝之祐）、DCミニを開発した天才科学者・時田浩作（声：古谷 徹）と共に謎の解明に立ち上がったのは、美しく優秀なセラピスト・千葉敦子（声：林原めぐみ）。やがて、捜査に乗り出した敦子にも魔の手が迫る。しかし彼女は、極秘のセラピーを行う時に使う、もう一つの顔を持っていた。他人の夢にシンクロして共時体験することでトラウマを取り除く、通称“夢探偵・パプリカ”。パプリカとしてクライアントの眠りの中に姿を現す時、彼女は容貌も性格も一変し、キュートで開放的な少女となって、迷える心を導くのである。使い方によっては人格を破壊するほどの威力を持つDCミニを悪用する“夢のテロリスト”を阻止するため、パプリカは、狂ったイメージが氾濫する夢の中へと飛び込んでいく。だが、彼女を待っていたのは、おぞましい罠だった……！
アニメーションによる斬新かつ本格的なサスペンスを描いた傑作『パーフェクトブルー』で鮮烈な映画監督デビューを果たし、続けて『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』で国内外にその名を知らしめた今
敏（こん さとし）。日本アニメ界の新世代を代表するクリエイターとして一躍最前線に躍り出た今監督が、日本文学界の巨匠・筒井康隆原作の傑作SF小説を、国際的評価も高いアニメ制作集団・マッドハウスと組んで映画化した待望の最新作が『パプリカ』だ。原作者の筒井康隆は、『千年女優』を見て、「こういうことができるのなら是非『パプリカ』も映画化してほしい」と今監督との対談で語った。人間の無意識の世界を具現化する複雑さから、映像化不可能と言われた原作に命を吹き込んだのは、日本アニメ界最高峰のスタッフたち。キャラクターデザインおよび作画監督は、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』の安藤雅司。音楽は、今作品には欠かせないテクノ界の巨匠・平沢
進。また、ヴォイスキャストには、『新世紀エヴァンゲリオン』の林原めぐみ、『機動戦士ガンダム』の古谷 徹、『東京ゴッドファーザーズ』に次いでの出演となる新劇界の重鎮・江守
徹といった強力メンバーが起用されている。
『パプリカ』は、アニメーションだからこそできる自由闊達な表現の集大成だ。おもちゃ箱をひっくり返したような、躍動感あふれる奇想天外な映像は圧巻。ため息が出るほど緻密に描き込まれた画と、あまりに美しい色彩も、今監督が敬愛する筒井康隆の創造性に富んだ文学世界を映像化するにあたっての最大の配慮であり敬意であろう。夢のシーンでは、様々な映画をパロディにした劇中劇や、あらゆる物が練り歩く狂乱のパレード、パプリカの七変化など、スリリングな中にもユーモラスな遊び心がそこかしこに盛り込まれている。主役が女性であることが多い今作品だが、本作でもやはりヒロインが大変魅力的だ。クールビューティーな千葉敦子と、奔放で小悪魔的なパプリカ。現実では敦子に、夢の中ではパプリカに会えるのなら、DCミニは文字どおり夢のセラピー装置ではなかろうか（男性限定？）。夢が侵食され暴走し現実との境が曖昧となる発想の面白さを、今監督はお得意のトリッキーな描写で見事に映像化した。ハイパーリアルな、ミステリーとアドベンチャーの融合の妙。いま自分が見ているのは夢なのか、現実なのか？混乱しながらも懸命に物語を追いかける！めくるめく圧倒的な映像体験は一度だけでは勿体ない。一度目は、脳を刺激されるままに翻弄される楽しさ。二度目からは、ディテールを吟味する楽しさ。二度も三度も美味しい『パプリカ』なのだ。
『パプリカ』
『パプリカ』オリジナル・サウンドトラック／平沢
進
映画『パプリカ』マスコミ用プレス（B5サイズ・P.14）を抽選で5名様にプレゼント！たくさんのご応募お待ちしております！！
