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『僕らのミライへ逆回転』『僕らのミライへ逆回転』
STORY
ミシェル・ゴンドリー×ジャック・ブラックが贈る傑作ハンドメイドムービー『僕らのミライへ逆回転』!
『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞脚本賞を獲得、斬新な発想と抜群の映像センスで魅了するミシェル・ゴンドリー監督と、話題作への出演が相次ぐコメディースター、ジャック・ブラックが夢のコラボレーション。めちゃくちゃ笑って最後はホロリとさせられるハートウォーミングな快作!

『僕らのミライへ逆回転』いまだにVHSテープしか置いてない、けれど、みんなの憩いの場になっている街角のおんぼろレンタルビデオ店。フレッチャー店長(ダニー・グローヴァー)の話によると、実はこの店は30年代に活躍した伝説のジャズピアニスト、ファッツ・ウォーラーの生家、なのだけど、都市再開発を進める役所からの勧告で、閉店に追い込まれていた。そんなとき、フレッチャーは「ファッツ・ウォーラー没後60周年イベントに参加する」と言い残し、店員のマイク(モス・デフ)に店番を任せ出かけてしまう。期待に応えるべく、やる気満々のマイクだったが、なぜか続々と客からクレームが……。なんと、マイクの幼なじみでトラブルメーカーのジェリー(ジャック・ブラック)が前夜、発電所に忍び込んだ際に強力な電磁波を浴び、その磁気のせいで店内の全ビデオの中身が消去されてしまったのだ! パニック状態の2人に追い討ちをかけるように、常連客のファレヴィチさん(ミア・ファロー)が『ゴーストバスターズ』のビデオを借りにやってきた。夜まで待ってもらうことにしたマイクは、困った挙句にとんでもないアイデアを思いつく。店の奥で埃をかぶっていたビデオカメラと、あり合わせの道具を使い、自作自演で映画をリメイク! クリーニング店のアルマ(メロニー・ディアス)も巻き込みどうにか窮地を乗り切ったが、意外にもその手作り映画が大好評で、たちまち店は大繁盛する。客のリクエストに応えて、ヒット作・名作を次から次へと勝手にリメイクする3人。しまいには町の人々もこぞって出演を希望しはじめ、主演のジェリーはすっかりスーパースター並みの人気者に。だが、退屈だった町がにわかに活気づきはじめたその矢先、ハリウッドの映画会社の弁護士(シガーニー・ウィーヴァー)たちが訴えに現れた。しかも、店の取り壊しの期限はあと1週間後に迫り……。

『僕らのミライへ逆回転』『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、その後も『ブロック・パーティ』『恋愛睡眠のすすめ』など話題作を立て続けに発表、今夏には、大都市・東京を独自の視線で描くオムニバス映画『TOKYO!』が公開された個性派監督ミシェル・ゴンドリー。奇想天外な発想とクリエイティブな映像で、どこか心温まる感動作品を作り続ける彼が最新長編『僕らのミライへ逆回転』で選んだ舞台は、DVDの台頭によってすっかり影を潜めたVHSテープしか扱っていない時代遅れのレンタルビデオ店だ。店に入り浸っては何かとトラブルを引き起こすジェリーに扮するのは、これまた個性派のジャック・ブラック。今年は『カンフー・パンダ』『テネイシャスD〜運命のピックをさがせ!〜』そして『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(11月22日公開)と出演作が目白押しで、まさに“JBイヤー”と言える大活躍ぶりである。本作でも、ハチャメチャなのに憎めない愛すべきキャラクターで本領を発揮し、笑いの渦を巻き起こす。ジェリーとは腐れ縁の相棒マイクに扮するのは、ヒップホップ界きっての知性派ラッパーとして知られる一方、『銀河ヒッチハイク・ガイド』『16ブロック』などの映画で俳優としても注目されているモス・デフ。狂言回し的な役回りのJBとの、ボケとツッコミのようなコンビネーションが絶妙だ。更に、ダニー・グローヴァー、ミア・ファローなど脇役陣も豪華。本家『ゴーストバスターズ』出演のシガーニー・ウィーヴァーが顔を出すのも心憎いサービスである。
『僕らのミライへ逆回転』本作の原題で、舞台となっているビデオ店の店名でもある「Be Kind Rewind」は「(テープ返却時には)巻き戻しお願いします」という意味。こんなフレーズも今やすっかり目にしなくなった。一昔前には、この店のような、町民がぶらっと立ち寄るアットホームなレンタルビデオ店があったものだと郷愁にかられる。劇中でリメイクされている映画も懐かしいものばかり。すったもんだのおバカな手作り映画制作過程はゴンドリーの遊び心に満ち溢れていて、とにかく可笑しい! 元の作品に忠実ではなく、うろ覚えで頑張ってリメイクしたけど何か違う?感じがたまらなくキュートだ。どんな映画がどんな塩梅にリメイクされているかは、本編でご確認あれ。チープでアナログなハンドメイドでも、アイデアを絞って何かを作りあげることはこんなにも楽しい。それをみんなで味わったらもっと嬉しい。本作は、デジタル全盛のハリウッドへの風刺も込められているが、何よりも古き良き時代へのノスタルジーと映画への愛がたっぷり詰まったチャーミングでハートウォーミングな珠玉のファンタジーコメディーだ。ゴンドリーの柔軟な発想力と表現力が光り、映画に限らず“ものづくり”の原点を喚起させてくれる。ちなみに、ジェリーが咄嗟の言い訳でリメイク作品を「スウェーデンから輸入してる」と言ったことからできた造語“スウェード版”が話題を呼び、YouTubeでちょっとした“スウェードブーム”が起きている。これがまた面白い!

『僕らのミライへ逆回転』『僕らのミライへ逆回転』
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
製作:ミシェル・ゴンドリー、ジュリー・フォン、ジョルジュ・ベルマン
共同製作:アン・ルアーク
製作総指揮:トビー・エメリッヒ、ガイ・ストーデル
音楽:ジャン=ミシェル・ベルナール
出演:ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローヴァー、ミア・ファロー、メロニー・ディアス、マーカス・カール・フランクリン、シガーニー・ウィーヴァー ほか
配給:東北新社

2008年10月11日(土)より、シネマライズ、シャンテ シネ、新宿バルト9ほか全国ロードショー!
公式サイトをチェック!
http://www.gyakukaiten.jp
MUSIC
音楽センスも抜群のサウンドトラック!
『BE KIND REWIND』『BE KIND REWIND』
Original Motion Picture Soundtrack/JEAN-MICHEL BERNARD
発売中 〔輸入盤〕
アマゾンで詳細を見る
本作で重要な役割を果たすファッツ・ウォーラーは、30年代に活躍したジャズピアニスト。ストライド奏法と呼ばれる独特の奏法とブルージーなダミ声で歌うユーモラスな歌詞で人気を集めた、伝説の名ミュージシャンだ。「ファッツの音楽は、昔から好きだったんだ」と語るのはゴンドリー。「彼は技術的にもすごいテクニシャンだったけど、伝統的な音楽のルールには従わなかった。そのアナーキーな姿勢にすごく共感するんだ」
もともとPV監督としてブレイクしたこともあって、ゴンドリーの監督作では、劇中で使用される音楽のセンスのよさも常に注目の的。本作では、物語の鍵も握るファッツ・ウォーラーのピアノジャズが全編に使われているほか、ブッカー・T&MG'sやビリー・プレストンなど、60〜70年代のソウルクラシックも数多くフィーチャー。映画全体のテーマにぴったりハマった、ちょっとレトロでグルーヴィーな選曲をお聴き逃がしなく!
PRESENT
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たくさんのご応募お待ちしております!!

提供:東北新社

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