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℃-ute(キュート)
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キュートでハツラツとした10代の輝き 未知の可能性を秘めたまっさらな魅力が今、輝きだす!
皆様、「℃-ute(キュート)」をご存知だろうか?モーニング娘。などが属する“ハロー!プロジェクト”の、将来を担うジュニア層“ハロプロキッズ”のメンバーをメインに結成した次世代アイドル・グループの1つが「℃-ute(キュート)」。ジュニア層というと何だか予備軍のようだが、既に大きな反響を呼び起こしているのだ。今年2月のメジャー・デビュー・シングル「桜チラリ」では、なんとオリコンチャート初登場5位を記録! 女性アイドル・グループのデビュー曲として史上初のTOP5入りという快挙を成し遂げた。メディア出演はもちろん、ライブ、イベント、リリースと、精力的な活動を行う℃-ute。まさに今が伸び盛りの彼女たちは、年齢的にも伸び盛り。2005年の結成から2年が経ち、上は梅田エリカ16歳、下は萩原舞11歳の、平成生まれアイドル・グループなのである。
 そんな彼女たちが、この10月31日にサード・シングル「都会っ子 純情」をリリース。「2005年結成なのに、まだサードって遅くない?」と思うかもしれないが、それはメジャーでの話。すでにインディーズとして4枚のシングルをリリースし、2006年10月にはその集大成となるメジャー・デビュー・アルバム『キューティークイーン VOL.1』を、2007年にはミニ・アルバム『Amini〜生きるという力〜』をリリースしている。
“唄が大好き!”をキーワードに、まずはインディーズから慎重かつ豊富に歌の経験を積み上げ、アーティストとしての力を着実につけてきた。メジャー・デビュー作のオリコン上位ランクインも、しっかりした基礎と地道なプロモーション活動の賜物だ。とにかく彼女たちの下積みの長さは、デビューしているハロプロ系グループの中では群を抜いている。
 現・℃-uteメンバーの芸能生活は2002年の“ハロプロ・キッズ・オーディション”からスタート(有原は“ハロプロ・エッグ”として2004年よりスタート)。以降、輝かしい諸先輩方のライブでバックダンサーを務め、イベント、番組の収録に参加し、義務教育をこなしつつトレーニングを重ねること3年。ついに2005年、安倍なつみのコンサートで℃-ute結成を発表。以後、全国でミニライブなどのイベントを積極的に展開。まるで演歌歌手のように地道かつ積極的な活動で、着実にファンの支持を得ていった。
 今や、オーディションより5年。当時、どこからどうみても無邪気な子どもだった彼女たちは、年齢以上の大人びた容姿とともに、アイドルとしても、人としても大きく成長した。今作「都会っ子 純情」のジャケットを見て頂ければわかる通り、とても11歳〜16歳とは思えないほどメンバー一人ひとりの個性が際立ち、ポージングも表情もプロ意識バッチリ。とりわけ、アーティストとしての成長著しい彼女たちの今が、今作には詰まっている。
 ハロプロの中でも、比較的スピード感ある楽曲と、それに見合う軽やかな歌声を響かせる℃-ute。彼女たちにとってタイトル曲「都会っ子 純情」のダンサブルなアッパー・サウンドは真骨頂と言える。ビートに乗せて歌い上げる歌詞は、まさしく都会っ子の純な恋愛感情。クラスの友人たちが気軽な恋愛を謳歌する中、純愛を信じ、大切に貫く少女が主人公。かといってそれは、決して夢見がちで甘いラブ・ソングではない。少女の恋愛感情に湧き上がる強い決意、熱い視線、忍ばせた駆け引きが疾走感あるビートに乗ってほとばしる。その想いを表現する言葉は、“好き”より深い“愛しい”。大人でもなく子供でもない、複雑に揺れる現代の思春期を生きる純情少女の心情。その歌詞に、大人も思わずドキッとしてもおかしくない。というか筆者はしてしまった。湧き上がるようなシンセベース音がその心情を一層引き立て、聴く者を惹きつけてやまない。
 イントロ・エンディングでの印象的なセリフを担当するのはリーダー、矢島舞美。強い意思を込めつつも、恥じらいとためらい入り混じるその言葉は、男心にグッと来る。セリフの収録は、感情を捉えて表現できるまで数日に渡って行われたというのもうなずける。さらに、愛しい想いを叫ぶサビのパートはこの曲一番の聴きどころ。サビ直前で転調し、加速をつけるサウンドに乗せて、少女の切なる想いが爆発。テンポの速いメロディながら、一体感を損なわないメンバーの歌唱力、キュートな声が気持ちよく、思わず体がリズムを取ってしまう。キャッチーな音を散りばめつつも、メンバーの声を活かした曲作りはさすがつんく♂。音楽でも本でも“泣き”を求める作品が溢れる昨今、確かにそういうものも必要だが、純粋にドキッとしたり、難しく考えず楽しい気持ちになれる音楽がハロプロの1つの魅力であり、常に求められる音楽だろう。
 同時にそれは、ライブで盛り上がりやすい音でもある。随所で叫びたくなるフレーズが散りばめられ、埋め尽くすオーディエンスの熱い「純情!」コールが今にも聞こえて来るようだ。ファンとともに、楽しいライブを作っていける一体感。それはアイドルに限らず、あらゆるアーティストに言える最高のライブの楽しみ方だ。℃-uteが下積み時代から今に至るまで、本当に大切にしてきたファンに対して、最高の形で応えた一曲と言える。
 カラオケ・ソングとしても盛り上がるこの曲が、男女を問わず新たなファンを生み出すことは間違いない。稀代のヒットメーカー、つんく♂も彼女たちの未知の可能性に、これまで以上の期待を寄せている。モーニング娘。以来の国民的アイドル誕生の一番手、℃-uteに、“純情”なまでの熱い応援を願う!
Text:吉田大悟
RELEASE
『都会っ子 純情』『都会っ子 純情』
◆初回生産限定盤(CD+DVD)
EPCE-5502〜3 \1,680(税込)
◆通常盤
EPCE-5504 \1,050(税込)
zetima 発売中
1.都会っ子 純情
2.私立共学
3.都会っ子 純情(instrumental)

DVD
『Cutie Circuit 2007 〜MAGICAL CUTIE TOUR & 9月10日は℃-uteの日〜』

EPBE-5271 \3,990 zetima 11月21日発売
9月10日に品川ステラボールで行われたライブイベントと、℃-uteの写真をラッピングしたバスで全国各地を回った“マジカルキューティーツアー”の映像を収録!
PROFILE
℃-ute(キュート)
つんく♂プロデュースによる「ハロー!プロジェクト」に所属する女性アイドル・グループ。2002年6月、小学生限定の「ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション」に合格した15人のうち、「Berryz工房」以外の7人で2005年6月11日に結成を発表。2006年1月、ハロプロエッグ(キッズとは別のオーディション採用枠)から有原が加入。同年5月のモーニング娘。のライブ会場にて、シングル「まっさらブルージーンズ」を発売しインディーズ・デビュー。以後3ヶ月連続で計4枚のCDをリリース。しかし、11月にメンバーの村上愛が脱退し、再び7人に。2007年2月のメジャー・デビュー・シングル「桜チラリ」、7月のセカンド・シングル「めぐる恋の季節」に続き、10月31日にサード・シングル「都会っ子 純情」をリリース。今後の更なるブレイクが期待されている。なお、℃-uteの“℃”の命名者つんく♂によれば「彼女たちのみなぎる情熱の体温を何となく表現したくて」とのこと。
http://www.helloproject.com/artist/17/
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